時を越えて、想いは新たな旋律になる。
1978年にAYAが作詞作曲した2つの曲、当時友人のミュージシャンHEROsと制作した懐かしい歌。
そして現在のAYAが紡いだ最新の楽曲を2つ。そのすべてを現代のサウンドで蘇らせた、5つの物語。
生と死の狭間、愛する人への想い、懐かしい記憶、別れの切なさ、そして生きていくことへの静かな決意。
抒情詩を語るように流れる旋律。
過去と現在、異なる時代に生まれた歌は、限られた時の中で響き合う。
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Story
この曲について
ありえないこと、矛盾する思い。
不可能だとわかっていても、描いてみたかった未知の世界。
白い画用紙に、白いクレヨンでなぞるのは残された時間。生と死の狭間。
命の灯火が消える前に描きたかった白い世界。
繰り返す抒情詩、鎮魂歌に近いタナトスな楽曲。
Lyrics
| 白い小さなクレヨンと 白い大きな画用紙 白い小さなクレヨンと 白い大きな想い出 お日様の光を 描いてみます みずたまりの中で 揺れている 青い空も 描いてみます |
白い小さなクレヨンは 白い画用紙ととけあって 白い大きな想い出は 白い小さなクレヨンと 私は傘を逆さにさして 今しも落っこちてきそうな 空を睨みつけてます 白い小さなクレヨンと 白い大きな画用紙 描けるわけではないけれど 描けるわけではないけれど |
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白いクレヨン
Lyrics & Music
AYA
© 2026 create JAM
Story
この曲について
ギター1本でオリジナル曲を歌っていた高校生だった自分を、見事に変えたのは、あるピアニストとの出会いがあったから。
10代にして大いなる影響、ピアノで初めて作曲をした楽曲。
抒情詩のような歌詞は、出会いと挫折、そして別れを歌っている鳥の影しか追えなかった、遠い日の切なささえ、今は愛おしい。
そんな封印していた楽曲を、半世紀の時とAIが解放してくれた。
Lyrics
| 閉ざされた南窓 風は光の溜め息 はじまりくる 予告もなく 私ひとり 鳥の影 羽音に身を休め 涙する遠い しじま あたりには 光の戯れ 私ひとり 鳥の影 |
あの季節 あの日々に あの人は飛び立った この私 この場所に 捨てたまま 追いかける 時の中 口ずさめる 思い出は この腕の 温もりと 鳥の影 |
美しくありたいと さまざまな夜を纏い 疲れ果てて 地に伏せば 空高く 鳥の影 |
あの人は 自分だけ 時を編み愛を捨て 偽りの 翼もち 知らぬ間に 追いかける 術もなく 口ずさめる 思い出は 今はもう 遠のいて 鳥の影 あーあーあーああー |
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鳥の影
Lyrics & Music
AYA
© 2026 create JAM
Story
この曲について
亡きSyunの思いをAYAが歌詞して、ミュージシャンHEROsが作曲した楽曲。
1980年の青春が蘇る、冬の情景。
元歌には間奏で「夜汽車の音」が効果音で入っていて、二番の歌詞に連動させていたが、ここにはそれは入っていない。
曲を手掛けたHEROsは、今でもLIVEで生で歌っている。
優しく切ないメロディ。雪が降るたびに口ずさんできた大切な曲。
こうして聴くと、どこか鎮魂歌のようにも思えてくる。
Lyrics
| 雪が降ってきたわ 初めての夜は なんのためらいもなく 肩を寄せ合い ふたりで歩いたの 夜ふけの街を 子供みたいに はしゃぎながら 互いにまだなにも 知らなかったけど あなたとだったら 死ねる気がした 見つめ合うだけで すべてが判る そんなふたりで いたかった |
小さく聞こえる夜汽車の音が 暗くて冷たい静寂(しじま)に響く あなたの匂いが まだ残る部屋で 想い出かかえて 私はひとり 蘇るあなたの 優しい微笑み ひとつふたつ こぼれ落ちてゆく 雪が降ってきたわ この部屋の窓に あなたが居ないのを 教えるように |
なくしたそのあとで 初めて気がついた あなたの優しさ その真心を あなたは還らない 私のもとに 私も戻れない あなたの胸に・・・ |
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あなたに
Lyrics:AYA
Music:HEROs
© 2026 create JAM
Story
この曲について
若くして命を閉じた愛する人への想い。
突然の別れから立ち直れずに、眠れない夜をいくつも重ねていた僕の庭に
ある朝、クレマチスの花が咲いていた。
それは彼女が一番好きだった花で、幻のように揺れていた。
死と再生、霧の立ち込める幻想的な朝が、光に満ちるまでの短い時間に、永遠を思わせる優しい旋律が泣けます。
Lyrics
| クレマチスが咲いたよ 君の声がした朝 窓の外には紫色の 静かな花が咲き揺れる 君の横顔は、白く輝き 夢のなかから手招きをする 目覚めると空は どこまでも高く 風の匂いが、過去へと誘う |
クレマチスは教える 君が残した約束 窓の外には淡い光 記憶の破片 渦をなす 君の横顔に、別れを告げて 僕だけの朝を歩き始める 気がつくと道は、果てしなく続き 生きろと歌う鳥の声がした |
クレマチスの朝に クレマチスの朝に クレマチスが咲いてる 君がそこにいた朝 淡く消えゆく懐かしい朝 未来に向かう風の音 |
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クレマチスの朝に
Lyrics:AYA
Music:create JAM
© 2026 create JAM
Story
この曲について
宮沢賢治の世界観。霊たちと語ることが許された満月の夜。
夜鷹や虫の声に導かれ、亡き両親と共に過ごした尊い時間を紐解いてゆく。
月の光を浴びていると、魂が浄化され、猛る心が静まりゆるのがわかる。
世知辛い日々を生きながらえつつも、ここに自らが存在するのは、紛れもなく父と母が在ったからこそ。
ケルトミュージックを思わせる旋律。
AYAが歌う幻想的なメロディ。子守唄のように心に染みる一曲です。
Lyrics
| 追いかけたのは 月の光 父さま眠る あの丘のうえ ぽっかりまるく あたりを照らす 蒼い光の 温かさ 夜鷹も虫も 息を潜めて はじまる秋を待っている おいでおいでと 手招きする 母さま眠る あの丘のうえ 白く冷たい 石の奥から 低いため息 こぼれ落ちる 遠くの汽笛は 過去に誘い 見る間に秋がやってくる |
今宵の月は おおらかに 秋と私を 包み込む 父さま 母さま もう少しだけ この世知辛い 現世を 生きてみようと 月に誓う 生きてみようと 心に誓う |
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月の誓い
Lyrics:AYA
Music:create JAM
© 2026 create JAM